
でも花火をしてはいけない州もあるそうです。 東京の花火会では、何と言っても隅田川の花火会が一番有名です。たいてい7月のさいごの土曜日に行われます。その時には、ひじょうに おおぜいの人が見物に来るので、まるで東京中の人が集まったようです。
早くから予約しておいて、屋形船に乗って楽しむ人もいれば、川の土手に見物席を取る人もいます。でも多くの人は、人の流れにそって歩きながら見物します。花火は二つの場所からドドーンとあがり、パッと広がって、いろいろな色や形に変化します。それは「しかけ花火」と呼ばれていて、毎年コンテストも行われます。
わたしはゆかたを着て見に行くのが楽しみですが、テレビで見ることもあります。見物人の中には、外国人もたくさんいます。次から次に「ドドーン」とあがって、「パッ」と散る花火はとてもごうかで美しく夢のようです。長い時間、つづけて見ていると、首が痛くなります。毎年この日をみんなが首を長くして待っています。